千葉の大規模停電は太陽光の有無で明暗。見えてきた新たな選択肢

太陽光発電の有無で明暗分かれる

台風15号による千葉県内の大規模停電が長期化している事に関して、被害を受けている方々には心よりお見舞い申し上げます。

猛暑の中、エアコンが使えない、給水ポンプが止まってしまい断水、トイレやシャワーも使えないと厳しい状況に追い込まれている方々が大勢いる。

病院や介護施設などは特に深刻。非常用バッテリーが空になり、携帯電話基地局が止まっているエリアもある。支援の手が届かないエリアからは悲痛の声が上がっている。

一方で、ネット上に多くみられるのが、「太陽光発電に救われた」「昼間は冷蔵庫、洗濯機、扇風機を動かせスマホも充電できる」「電気自動車が役に立った」という声だ

太陽光発電の有無で停電時の不自由さに大きく差が出ている。

というのも、ほぼすべての住宅用太陽光発電が非常時に使える「自立運転機能」を備えている。

パワーコンディショナーに備えられている専用コンセントで1500W分の電気が使える。

 

昨年、北海道で発生したブラックアウト(全域停電)の際、経済産業省が自立運転機能についてツイートして認知度が高まったこともあり、今回の停電でも太陽光を設置した家庭では自立運転機能が使われているようだ。

使い方は簡単。

まず、自宅の主電源ブレーカーを落とし、太陽光発電用のブレーカーも切る。

その後、自立運転機能をオンにするのが安心だ。

復旧後は自立運転機能をオフにし、ブレーカーも元に戻す。

1500Wでは、エアコンや冷蔵庫などすべての家電を動かすには不十分だが、スマートフォンやパソコンの充電、テレビで情報を得るには十分だ。

もしものために太陽光発電×蓄電池で安心の備えを

蓄電池も非常時の電源供給には有効な方法だ。太陽光発電が設置してあっても、太陽が出ている時しか発電しないので日没後や雨天時は電気が使えない。

太陽光発電で生まれる電気を蓄電池に貯めておけば、太陽光が出ない時間帯がやってきても電気を使い続けることができる。

もし電化製品を使い続けて蓄電池に蓄えられた電気の容量が減ったとしても、太陽光が出る限り太陽光発電には無限に発電機会があるので再度充電が可能。

だが、蓄電池を併設していれば、日中に発電した電気をためておき、日没後も使える。

蓄電池コストは年々低下しているので、今後さらに身近な選択肢になってくるだろう。

単に電気代を削減するための太陽光ではなく、この機会に防災の意識を高めてはどうだろうか。

 

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